2011.04.02
脾臓の病気
脾臓は沈黙の臓器と言われており、病気があっても気づかれない場合が多いです。
しかし、実際は脾臓の捻転や打撲による脾臓損傷、そして脾臓の腫瘍(できもの)など、
ワンちゃん、ネコちゃんともに多くの病気が発生しやすい臓器で、
発見や治療が遅れると命に関わることもあります。
特に脾臓のできものは見た目では分からないので、大きくなりすぎて、
あるいはお腹のなかで破裂して状態が悪くなってから発見されることも多くあります。
少しでも食欲や元気がないなど、普段と様子が違う時は早めに動物病院にご相談下さい。
脾臓のできものは中高齢で出来やすく身体検査や血液検査では分からないこともあるので、
レントゲン検査や超音波検査などの定期的な健康診断が大切です。
滋賀県近江八幡市 森動物病院
レントゲン検査:大きくなった脾臓
超音波検査:脾臓にできた腫瘍